カスケード ステップ2 次に二つのボールで練習します。 カスケードを始める方には最も難しい練習です。ボールが一つ増えるだけで、難しさがグッと上がります。 精密なコントロールが大事なのは先のステップでも書いた通りです。駆け足にならず、一つ一つしっかりと練習していきましょう。 動作 赤いボールが、右手にあります。青いボールが、左手にあります。 赤いボールを、赤い線の軌道に沿って、右手から左手へ投げましょう。 赤いボールをキャッチする前に、青いボールを投げます。青い線の軌道に沿って、左手から右手へ投げましょう。 左手は赤いボールをキャッチしました。 続いて、右手も青いボールをキャッチしました。 最終的には赤いボールは左手に、青いボールは右手に移りました。 前回のまとめ、 ・脇を締める。 ・左手(右手)は定位置。 ・同じ高さを維持。 ・目で追う。 を意識して下さい。 ボールが二つになると混乱してしまいがちですが、焦らず、丁寧に練習していきましょう。 赤いボールを左手でキャッチする前に左手で青いボールを投げる、という事ですが、まったく同じ軌道で投げてしまっては青いボールが赤いボールにぶつかってしまいます。そのため、赤いボールの軌道よりも内側を通して投げるようにして下さい。外側でも続ける事は出来ますが、難しくなってしまうため内側を投げましょう。 イラストではわかりにくいかもしれませんが、内側であって手前へ投げるわけではありません。 赤いボールと青いボールは常に同じ平面にあります。 よくある間違いは左手の青いボールを右手に手渡してしまう事です。これは始めたばかりの方に一番多い間違いですが、カスケードでは一番やってはいけない間違いです。重要なのは投げ続ける事です。 二つのボールの場合は、同じ高さを維持 が難しく感じるかもしれません。一つ目のボールの高さを維持しつつ二つ目のボールの高さを調整するのはなかなかやっかいです。しかしこれが出来ないと続けてボールを投げ続ける事が難しくなってしまいますので、きちんと練習しておきましょう。 二つになると一つ一つのボールの動きが追いにくくなると思います。そのため、キャッチするところまで見るのはやめましょう。 空中に浮いているボールの動きから、落ちてくる場所を予測するのです。 難しく思われるかもしれませんが、前回のステップできちんと両手練習した方でしたら、まったく問題ありません。 手元を見なくても、いつもの場所に手があれば、いつも通りボールが入ってくるはずです。 ただし、空中に浮いているボールはしっかりと追いかけて下さい。 ステップ2のまとめ ・内側を通す ・手渡さない ・同じ高さを維持 ・手元を見ない 目標としては、右手から始めてミス無しで連続30回。左手から始めてミス無しで連続30回成功させましょう。 右手から始めて、次は左手から始めて、と交互にミス無しで連続30回成功するようでしたら、次のステップは割と簡単に感じるかもしれません。 次のステップへ進みましょう。 ステップ3へ ステップ1へ [Back] [Top] |